旅行にはプチ贅沢がつきもの。
夕暮れのテラスで、または星空の下、スパークリングワインで乾杯するシーンを想像するだけで、心が躍りますね。
しかし多くの選択肢がある中で、どのワインを選ぶか、迷ってしまうこともしばしば。
そんな時、スペインの伝統と品質が融合した素晴らしきスパークリングワイン、ボデガス・ロザーノの「グランデルミオ」をおすすめせずにはいられません。
ボデガス・ロザーノとは
スペインのワイン好きなら、一度は耳にしたことがあるかもしれない「ボデガス・ロザーノ」。
その名は、1853年に設立されたスペインのラマンチャ地方の老舗ワイナリーを指します。
このワイナリーは、完全に家族経営されており、そもそものスタートは小規模ながらも質にこだわったワイン作りから始まりました。
長い時間を経て、現在ではスペインでも最大級のワイナリーの一つとして知られ、年間3000万本という驚くべき生産量を誇ります。
この規模を支えるのは100名以上の専門スタッフが日夜奮闘しており、彼らの確かな技術により、世界50ヶ国以上に向けて出荷されています。
ラマンチャ地方の独自性
ボデガス・ロザーノが所在するラマンチャ地方は、スパニッシュワインの中でも特に複雑なキャラクターを持つことで知られています。
夏は気温40℃を超える厳しい気候ですが、冬には寒冷な大陸性の気候へと変わるのが特徴です。
この特別な気候条件が、ワインに独自の風味を与えているのです。
また、海抜742メートルの山地に広がるぶどう畑は、豊かなミネラルと日差しを受け、確かな品質を保証する条件が整っています。
グランデルミオの味わい
ボデガス・ロザーノの「グランデルミオ」ブリュットは、爽やかさと繊細さを兼ね備えたスパークリングワインです。
色は若々しい緑がかった黄色で、見た目からもそのフレッシュさを伺うことができます。
アイレン、ヴェルデホ、ソーヴィニョンブランの3種類のぶどうを使用し、辛口ながらも口当たりの柔らかいワインに仕上がっている点が特長です。
香りはシトラス系の爽やかさが際立ち、口に含むとしっかりとした酸味が果実味と共に広がります。
この絶妙なバランス感が、食事のお供としても、また単独で楽しむ際も、心地よいひとときを提供してくれるのです。
シャルマ方式による製造
製造方法に目を向けると、グランデルミオはシャンパーニュとは異なる「シャルマ方式」で作られています。
この方式は比較的低コストで、短期間でスパークリングワインを生産できる方法として知られています。
大きなタンクで一次発酵と同時に二次発酵も行い、スティルワインをベースにして、一貫した質の気泡を作り出しています。
この技術により、贅沢さと手頃さを両立しています。
さまざまなシーンに合わせて楽しむ
「グランデルミオ」は、そのフレッシュで辛口の味わいから、アペリティフとしても最適です。
友人や家族との集まりやパーティー、または静かに過ごしたい特別な夜に、さまざまなシーンで味わうことができます。
しっかりとした酸味が、魚介類やチーズとの相性も良く、食事をさらに引き立てます。
活気のある泡は、お祝いの乾杯にもぴったりです。
まとめ
「グランデルミオ」は、そのエレガントな味わいと安心の品質で、ワイン好きな方にも初めてスパークリングワインを手に取る方にも、共におすすめできる1本です。
スペインの誇る家族経営ワイナリーの伝統と情熱が詰まったこのワインを通じて、特別なひと時を彩ってみてはいかがでしょうか。
あなたの日常に、小さな贅沢を加える一歩として、この素晴らしいスパークリングワインをぜひ一度お試しください。